海外で通用するCG英会話 第75回:「英会話より英対話へ」がとても良いキャッチコピーだと思う理由。
最近、電車や駅の構内でこの英会話学校のポスターをよく見かけますが、この学校のキャッチコピー
「英会話から、英対話へ」
というフレーズ、いいですね。
この学校が厳密にはどういう意味で使っているのか分かりませんが、ただ闇雲に英会話を勉強しても、文化的や思想的に相手のことを理解していないと、「は?」ってな事になる、って意味であって欲しいなぁと勝手に思っております。
例えば、日本ではよくあいさつとして「おつかれさま」と言って帰ったりしますが、アメリカで"You're tired." とかムリヤリ言ってみても「は?」ってなるわけです。(英語では単に"bye"でいいんです。)
つまり、英語を使えたとしても、日本語をそのまま訳したところで対話にはならないんですね。
このCG英会話でもそういう所を色々紹介したいと思っているんですが、
今回のは、アメリカ人のよく言う「やる気になってきたよ!」です。
アメリカ人ってのは文化的にわりと体面上ポジティブに発言することが多く、緊張する所や大変だなぁというネガティブな場面であえて「やる気になってきたよ」という様な言い方をします。
へりくだる文化がないので、そうしないと「こいつは嫌々やってんのかな」となってしまうんですね。
だから言う方もポジティブな事を付け加えて無意識にマイナスの印象を与えてしまうのを避けるんです。
ということで、今回紹介するのが、
"I'm excited about it."
「やる気になってきた(興奮してきた)」
です。
これを、先ほどの、ネガティブな事柄につけて言うと以下のようになるわけです。
"It was really challenging, but at the same time, I was excited about it."
「難しいハードル(チャレンジ)だったんだけど、同時にヤル気も出てきてたよ。」
ついでに、さらにテンションが上がってくると、
"I'm stoked about it!"
「テンション上がってきた!(やる気になってきた)」
とも言います。
Stokeというのは元々「火をくべる」という意味。
つまり、「俺に火がついてきたよー!」 という表現になります。
stokeの方はもっと単純な喜びで、
"Man, I'm so stoked about going to New Zealand!"
「おい、マジでニュージーランド行くとかテンションあがるんだけどっ!!!」
という感じになります。
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