海外で通用するCG英会話 第78回:聞きづらい質問を英語でうまくする方法
みなさんこんにちは。
すこし更新が停滞してしまいました、すみません。今回は、僕のアメリカでの大学生時代の一コマをまじえて、その時に覚えた言い回しを紹介しようと思います。この表現は、ちょっとだけ聞きづらい事を聞くときに役立つ言い回しです。
僕がアメリカの大学でアートのクラスを取っていた時の話です。その日はクラスの初日で様々なアート用の素材/道具が必要だったんですが、たまたま隣りに座った一人の学生が、その日持って来るべきドローイング用の紙を忘れてしまったようでした。たまたま僕はその時余分に紙を持ってきていたので、それをその彼にあげたのですが、その時の彼の僕への頼み方が印象に残っていて、その後もその表現をよく使うようになりました。
その彼が僕に言った言い方が、
"You don't have an extra piece of paper, do you?"
「まさかないとは思うけど、余分な紙とか持ってる?」
というものでした。
はじめに、いきなり
"You don't have an extra piece of paper"
「あなたは余分な紙を持っていない。」
と決めつける様なところから入るので、聞かれた僕としては、「え?何のこと??」と思ってしまうような表現です。
しかし最後に
"...Do you?"
「ある?」
と聞かれたので、「あ、なるほど。いきなり、紙くれってのも言いづらいから、持ってないとは思うんだけど、もし持ってたら...という意味のワンクッションを入れて聞いているのかー。
この表現は、初対面などで少し聞きづらい/お願いしづらい状況の時に、少し遠慮してお願いするときの表現として、よく使われるので、これ以降僕も使うようになりました。
例えば、
"You don't have a quarter, do you?"
「25セントコイン持ってないよね、ある?」
"You don't smoke, do you?"
「タバコ吸う人じゃないよね、吸うっけ?」
"You didn't see my iPhone, did you?"
「俺のiPhone見てないよね、見た?」
の様な使われ方をします。
ちなみに、こう聞かれた場合の返答としては、YESなら
"I do."
「あるよ/吸うよ。」
NOなら、
"I don't."
「ないなー/吸わないよ。」
でOKです。
ちなみに、普通do you?という疑問形はお尻が上がる発音をしますが、この場合、「まさかね」みたいな感じなので、最後のdo youの発音ははお尻が上がらない事が多いです。
単に始めから"Do you ...?"という風に聞いてももちろん間違いではないですが、すこしだけ遠慮がちな聞き方をしたい時はこの「否定+do you?」という口語表現を試してみて下さい。
"I don't."
「ないなー/吸わないよ。」
でOKです。
ちなみに、普通do you?という疑問形はお尻が上がる発音をしますが、この場合、「まさかね」みたいな感じなので、最後のdo youの発音ははお尻が上がらない事が多いです。
単に始めから"Do you ...?"という風に聞いてももちろん間違いではないですが、すこしだけ遠慮がちな聞き方をしたい時はこの「否定+do you?」という口語表現を試してみて下さい。
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